重要なお知らせ
2010.10.08
暗号アルゴリズム2010年問題への弊社の対応
King SSLは、暗号アルゴリズムの2010年問題(*1)について、重要性を十分に考慮し、root証明書並びに中間証明書は、既に対応済みです。
今後も、ご安心して、ご利用いただけます!
■弊社の対応
ルート証明書および中間CA証明書の対応済みで、お客様の証明書(エンドエンティティ証明書)への対応を進めるため、証明書管理システム(お申込みフォーム)の設定変更を2010年11月29日(月)7:00~9:00に予定しています。
■お客様へのお願い
ご利用環境の安全性向上のためにも、サービスをお申し込みの際は、CSR(証明書署名要求)等の公開鍵の鍵長をRSA2,048bit以上でお申し込みくださいますようお願いいたします。
(*1)暗号アルゴリズムの2010年問題
コンピュータの処理能力の向上や暗号解読技術の進歩により、暗号技術の安全性が徐々に低下することが懸念されています。
例として、2004年8月に、米国政府の暗号技術の標準を定めている米国商務省国立標準技術研究所(NIST)は、2010年末までに次世代の暗号技術(暗号 アルゴリズム・鍵長)へ移行をする計画を公表しております。
そのような世界的情勢から、関係団体や各企業の製品・サービスは、より安全性の高い暗号技術への移行を進めております。一方でそれが様々なシステムやビジネスへ影響することから、一般的に「暗号アルゴリズムの2010年問題」と呼ばれています。
■お申込みフォームの設定変更について
- 対象サービス:KingSSLの全証明書サービス
- 変更日:2010年11月29日(月)7:00~9:00
- 変更内容:CSRの公開鍵長RSA2,048bit以上での受付に変更。
- お客様のご利用環境への影響について
■その他の重要なご連絡事項
・対応プラットフォーム(ブラウザや携帯電話等)への影響について
KingSSLは、既にルート証明書および中間CA証明書の鍵長はRSA2,048bitに対応しており、ブラウザや携帯電話等への対応状況に影響はございません。
※「クロスルート」形式の運用変更はございません。
現在、多くの環境において、RSA2,048bitへの対応が確認されています。
しかし、お客様がご利用のシステム構成や機器の組み合わせにより、RSA2,048bit以上に対応していない可能性もございます。
不明な点がございましたら、各機器やシステム開発元へご確認くださいますようお願いいたします。
変更事項や、追加事項がございましたら、メールまたは弊社ウェブサイト上でお知らせいたします。
ご質問や不明な点などございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。